グリンデルワルト

 グリンデルワルト、日本ではもっとも知られているというか、多くの人が行くし、日本人の多い所であります。日本語も至るところにあるし、お店やレストランも日本人店員なんかもいたりして、手打ちうどんも売っている。(まずそうだけど) そして日本語がそのまま使えたりもする。(でもさすがに、津軽弁や薩摩弁は通じないと思うので、いいとこ名古屋弁ぐらいにしておいてください。)故に、ミハーだといって、バカにする人もいますが、それはへん! 日本人が多かろうが少なかろうが関係ありません。いいものはいいんです。ミーハーだからイヤだというのはそのミーハーに影響をうけているのだから、同じミーハーの一種です。グリンデリワルトそのものを見ていない、分かっていない証拠です。よく、登山で、夏の北アルプスは人が多いから南アルプスがいい。という人がいますが、これと同じです。自然そのものを見ないで、人ばかりを気にしているから、結局は二次的に人の影響を受けているミーハーなんです。ほんとうにいいものはなんだろうがいいんです。 グリンデルワルトは、日本人が多かろうが少なかろうが、たいへんいいんです。日本人がいないからって、わけのわかんないとこばかりまわって、このグリンデルワルトを見ないで終わらせるのは冗談じゃないよ!って。 それに、一回行ったからもういいや、じゃなくて、何度でも来なくてはいけない。まず住まない限り飽きることはないでしょう。日本でもあっしは「杏の里」は毎年かかさず行っているけど、飽きないよ。年々村の様子も変わっているよ。
 グリンデルワルト、ローテンブルク、ノイシュヴァンシュタイン城、どれもみんな超ミーハーでしょうが、そんなの関係ない! いいものはいいんです。 少し視点を変えてやれば新しい発見なんかいくつでもある。ローテンブルクだって、マルクト広場と中世犯罪博物館だけがローテンブルクじゃない、だれも通らないような裏道だって、城壁の外だって、ローテンブルクだ。

アイガーヴァントよりグリンデルワルトと
ヴァンゲンよりユングフラウ