徳島弁,阿波弁,徳島の方言,使用例
  後世に残したい、
 日常的によく使われるおもっしょい、阿波弁,徳島弁集(使用例集)
  徳島を訪問される機会がある方はご参考に。
  *香川や淡路でも比較的通じる場合が多いが、県内でも一部の地域にしか通じない場合もある。

  *一般的な関西弁と共通すると思われるものは削除しました。


「お気に入りの阿波弁」や「他にもこんなんがある」は、阿波弁ランキングへこちらから投稿して下さい!
 阿波徳島の「何でだろう?」は、こちらから投稿して下さい!
あ行

あっこ
訳:あそこ
使用例:「あっこの信号左折してすぐんところにぶつだんのもりがあるわぁ〜」
補足:北海道でも使うそうですが、だとしたら移住した県民が使ったのが広まったのか?

あほいきに
訳:何も考えず無理に行う様
使用例:「ほんなあほいきにスダチいっぱいかけたら酸っぱいぜぇ」

あんでぇー
訳:あるじゃないか
使用例:「スダチが無いなー」「ここにあんでぇー」

いがる
訳:怒鳴る。わめく。
使用例:「後藤田のおっさん、「ここにゴミほ〜るな!」ってよういがんりょうぜぇ。」

行っきょん
訳:行くんですか? 行くところです。
使用例:「おまはんどこ行っきょん?」「四季美谷温泉行っきょんよ。」

行きしな(帰りしな)
訳:行く途中(帰る途中)
使用例:「船瀬温泉の帰りしなにな、伊座利カフェまで寄ってアワビカレー食べてきたんよ。」

いけるで? いけるん?
訳:大丈夫ですか?
使用例:「血ぃー出とーでー、いけるん?」

いっこも
訳:全然。全く。
使用例:「このたこ焼きタコがいっこも入っとらんでぇ」

行けん
訳:行けない
使用例:「冬に剣山山頂まで行けるん?」「アイゼンがないと行けんわぁー」

いらう
訳:触る
使用例:「虻に刺されたとこ、いろたらあかん!」

いらんで?
訳:必要ありませんか?
使用例:「赤土いらんで?」「赤土いらんわぁー」

いんでくる
訳:帰る
使用例:「台風が来よ〜けん、そろそろいんでくるわぁ。」
補足:一旦帰ってまたすぐに来るという意味ではない。

いんでまう
訳:壊れてしまう
使用例:「剣山スーパー林道で車にいなれたら、自分らが家にいねんようになるのう。」
使用例:「このiPadいんでもとうわ。」「このiPodもいんでもた。」

うちかた
訳:あなたの家
使用例:「うちかたんとこの長男、どこで戦死したんぜぇ?」

えっとぶり
訳:久しぶり
使用例:「えっとぶりに南海フェリーとサザン特急でな、難波へ行っとったんよ。」

腹がおきる
訳:お腹いっぱい
使用例:「おみーさん5杯も食べたら、お腹がおきただろ。」

おじくそ
訳:弱虫
使用例:「ツチノコ触われんのか、おまえおじくそやのぉ。」

おつっきょさん
訳:月
使用例:「おつっきょさんがキレイに出とー」

おひーさん
訳:お日様。太陽
使用例:「お日ーさん、気持っちぇーのぉ」

おっきょい
訳:大きい
使用例:「このツチノコおっきょいでー」

おちゃこ(ちゃこ)
訳:女性器の俗語。
補足:「ちゃこする」は性交の意。讃岐でも使用。

おとろしい
訳:恐ろしい
使用例:「自民党のHPに載っとお憲法改憲草案見たけぇ? アレおとろしのぉ」
    「見たじぇ、ほんまおとろしわ、自由も制限されるし戦前に逆戻りでないか、戦争したいんかぁ?」
補足:他の四国や、南近畿でも使用するらしい。

おもっしょい
訳:面白い。楽しい。甲斐がある。
使用例:「Macっておもっしょいなぁ」

おるけー(おるでー)
訳:居ますか。ご在宅ですか。
補足:親戚等ごく親しい場合は「おるけー」と言いながら玄関開けて入ってくる。

おわえる
訳:追いかける
使用例:「このまえ、子泣き爺におわえられたんじぇ。」


か行

か〜
訳:ちょうだい。くださいな。
使用例:「おまんくの裏山に生っとースダチ、収穫せえへんのだっらかーだ」「ええじぇ、なんぼでもとっていき」
使用例:「このブドウ饅頭、ひとつかーよ」「こっちの金長まんじゅうもあげるわぁ」

がいな
訳:強い。我が強い。根性ある。性格がキツイ。
使用例:「美馬のおばはんがいながいな、自転車で四国八十八ヶ所まわいよーわ」
使用例:「天羽のおばはんがいななぁ、ケーズデンキでラジカセ9割引にさせて買うてきてもたわ。」

がいに・がいーに
訳:強くする・強く行う様。
使用例:「ほんながいに叩いたら、めげてまうでぇー!」

かいらし
訳:かわいくない。(かわいい)
解説と使用例:かいらしは関西方面で一般的に使われるが、徳島ではかわいくないときにもわざと使う。
おばちゃんがちっちゃな子供に、
「ぼく、みかんあげるわぁ」「いらんわ、あほー」「!あれまぁかいらしんみーこの子」
という具合に。関西一般的には「かいらしいない」とストレートにいう場合が多い様な気がするが・・・

がいわるい
訳:都合が悪い。マズイ。
使用例:「あっこにおるんお前の姉やんとちゃうんけ?」「あっ!ほんまじゃ、これがいわるいのぉ。」

かく
訳:もちあげる、持ち運ぶ
使用例:「この漬けもんあっちに運ぶけん、かくんてっとーて。」

かんまん
訳:かまわない。OK
使用例:「ヒコーキの切符とれんかったけん、エディでもかんまんけ?」「かんまんけんどできたらマイフローラにして」

きー。きーだ
訳:来なよ。おいでよ。
使用例:「今ウミガメが産卵しょーけん、はよー見にきー」

きにょう
訳:昨日
使用例:「きにょう、四ッ足峠トンネル抜けてすぐん所にある高知のべふ峡温泉まで行っとったんよ」

きゃーたい(うきゃーたい)
訳:かっこうわるい
使用例:「VS東京っつかぁ、、きゃーたいのう・・・なんなほれ。。」

きゃいがわるい
訳:超むかつく
使用例:「MS-Officeって値段高過ぎへんか? マイクロソフトってきゃいがわるいのぉ。」

きゃっきゃっがくる
訳:イライラする。いやになる。
使用例:「Macに比べてWindowsは操作が煩雑で使いにくいけん、きゃっきゃっがくる。」

くわる
訳:疲労
使用例:「スポーツクラブにある、なんぼ漕いでもどこも行けん自転車、あんなん足くわるだけじょ。」

くそはんが
訳:クソ野郎(うんこの版画ではない)
使用例:「原発再稼働するとかいよんでぇ〜!国も電力会社もくそはんがやのー」
    「ほんまじゃ、安全確保もようせんのにのぉ、目先の利益のためだけに美しい日本がないよんなってまうのぉ。」
    「いやほんでもな、徳島県はどの原発からも160Km以上離れとるんで原発がいってもても住めるみたいじょ。」
    「いや160Kmでは漏るくらいだったらいけるけんど、原発がいってもたらあかんだろ。」

ごっしゃえる
訳:作る
使用例:「おみーさん、こっしゃえたけんど、食べるけ〜?」「まあええわぁ」

ごじゃ
訳:うそ。デタラメ。
使用例:「ツチノコ捕まえたとか、子泣き爺におわえられたとか、ごじゃばっかし言ようぞ」
使用例:「安倍は、森加計知らんとか、暴力団つこて選挙妨害したん知らんとかごじゃばっかしやのう」

こんこ
訳:沢庵
補足:香川や淡路島でも言う。

こんまい
訳:小さい
使用例:「このイソモンこんまいのぉ」
補足:徳島ではイソモンといえば、「ニナ貝」のことを言う場合が多い。最近は小さいのしかいない。


さ行

ざっとしとる
訳:いいかげんな。
使用例:「このユンボざっとしとんのぉ、もうめげてもた。」

さら
訳:新品
使用例:「ほのアンマ機、さらで買うたんけ?」

しとる。しとれへん。しょれへん。
訳:している。していない。
使用例:「ヘースブックしょんけ?」「うん、しょーぜえ」「ほんなんしょれへん」

しもって
訳:しながら
使用例:「運転しもって電話したらアカンだろ」

しよい
訳:楽に・余裕
使用例:「土地いっぱいもっとるけん、しよいもんじゃ。」

しょーたれ
訳:だらしない
使用例:「「おい、小池」は未だ捕まらんのかぁ、県警しょーたれとんとちゃうんか。」

仕事し
訳:職人さん。肉体系労働者。
使用例:「この食堂、お昼になったら仕事しがようけ食べに来るわぁ」

じゃらこい
訳:しょーもない。くだらない。
使用例:「じゃらこーいことすな」「じゃらこいのぉ」

しょる・しよる。やいよる。(しょらん。やいよらん。)
訳:営業している。(営業していない。)
使用例:「イオンモールはしょんがつもしょんけ?」
使用例:「ゆめタウンはしょんがつもしょーわ。」

しわたれこい
訳:しぶとい。ねばり強い。
使用例:「「おい、小池」は未だ捕まらんのかぁ、小池もしわたれこいのぉ。」

しわっーと・しわしわ
訳:ゆっくりと。ゆっくり。
使用例:「こんまい漁船は揺れるけん、しわっーと乗ってよォ。」

しんだい
訳:疲れる。
使用例:「明日アサリほりに行こか?」「しんだいわ」

せこい
訳:苦しい。
使用例:「オコっツァン(高越山)走って登って来たっつけ! せこーないん?」「ほらせこいわ」

せられん
訳:しないでください。
使用例:「南阿波サンラインでローリングしてきた」
    「ほんなことせられん! あっこで何人か死んどんぜ、幽霊が出てあっちの世界に誘うゆうぜ。」

せんぐり
訳:次々と
使用例:「大阪環状線の電車はせんぐりに来るなぁ」


た行

たいそーな
訳:めんどくさい
使用例:「ヤレヤレ峠にでもドライブに行こか?」「あっこ道狭いし、たいそーなわ。」

たっすい
訳:くだらない。しょーもない。
使用例:「徳島阿波おどり空港って、昔っからあるあのモニュメントがあるだけでないか、なんやたっすーないか?」
    「パンダ空港よりええんちゃうん」

たりっちぇる(どっちぇる)
訳:落ちる。おっこちる。
使用例:「堤防の上で阿波踊りや踊んりょったら、海にたりっちぇるぞォ。」

・ちょーび
訳:・曜日
使用例:「にっちょーびに伊島に釣りに行っとったんよ」
補足:日曜日(にっちょーび)と月曜日(げっちょーび)のみ。

ちょっぴん
訳:少し
使用例:「このお菓子、阿波和三盆がちょっぴん入っとんやと」

たんねる
訳:尋ねる
使用例:「こんどの鳴門行きは何番線から出るか駅員にたんねてきー」

ちっか
訳:ちくわ
使用例:「谷のちっか買ーてきたけんな」

・・・っつかぁ!?。・・・っつかぁ?。・・・っつかぁ!
訳:・・・ってかぁ!?
使用例:「武市のおっさんが死んでもたっつかぁ!?」
使用例:「このアワビ、宍喰で密猟して来たやつっつかぁw!?」

つくまむ。つくまんで。
訳:しゃがむ。しゃがんで。

蔦はん
訳:故池田高校野球部蔦監督

つべくそ
訳:へりくつ。
使用例:「菅義偉はホンマつべくそばっかし言よんのぅ」

つまえる
訳:片付ける
使用例:「クリスマス過ぎたんやけん、ツリーつまえといて。」

動詞の連続(走って走って、掻いて掻いて)
使用例:「雨が降って降ってで、道が沈んでもとうわ。」
使用例:「よっさんくの犬が吠えて吠えて。」
使用例:「蚊に刺されて掻いて掻いてしたら血が出てきてもた。」

どうぞい
訳:いかがですか。
使用例:「祖谷の方は、COVID-19はどうぞい。」

どくれる
訳:すねる。ふてくされる。
使用例:「徳島そごうの屋上におる犬、あれ連れていぬゆうて、どくれてもとんよ。あっかいなほんなもん。」

どちらいか。どちらえか。
訳:どういたしまして。
補足:徳島市内を中心に使用されているようだ。

とろこい
訳:とろくさい。どんくさい。
使用例:「大鳴門橋に車止めて渦潮見よったら警察に怒られてもた」
    「とろこいのー」

どないしょん?
訳:どうしているの?
使用例:「あれっ!? 板東君でー、最近どないしょんぜ?」

どないなっとんぜ?
訳:どうなっているのか?
使用例:「阿南の自衛官変死事件はどないなっとんぜ?」
*どないなっとん。どないしてんねん。は、関西地方で一般的に使われますが、
「ぜ」を語尾に付けると阿波弁に。

とっしょり
訳:お年寄り
使用例:「かもだ岬温泉は市内に住んどう とっしょりは月3回までタダで入れるんじょ」
    「ほんでもあっこ、道狭いしのう・・、とっしょりだけで運転して行くんは危ないぜぇ」

どっちぇる(たりっちぇる)
訳:落ちる。おっこちる。落選する。
使用例:「武市っつぁん どっちぇてもたのう。」
    知事「20年は長すぎる、さあ交代だ」じょ。(当時、徳島代理戦争といわれた三木伸三のキャッチコピー)
    「嘉門はもう何年やいよるんけ?」


な行

ないよんなる
訳:なくなる
使用例:「国鉄時代の小松島港線がないよんなったんはいつだったぞ?」

なんしに!
訳:一般的な関西弁の「なんでやねん!」、(否定的な意味合いでの)なんで! どうして!
使用例:「お前、圓藤寿穂とチューしょっただろ」「なんしに!」

なんしょん?
訳:何をしているの?
使用例:「あれっ!、仙石はんとちゃうん。こんなとこでなんしょんぜぇ?」

なんじぇほれ(なんないやほれ)!?
訳:何それ!?
使用例:「これツチノコじゃ」「ちゃうでぇ、なんじぇほれ?」「ほなけんツチノコじゃっていよんでぇ」

なんば
訳:トウモロコシ
補足:明治大正生まれの人が使う。正確には阿波弁ではなく古い言葉が残っている地域の一つ。


は行

はがいたらしい
訳:はがゆい。腹が立つ。
使用例:「はがいたらしぃーんみぃ、また世襲するんやと。」

はめる
訳:入れる
使用例:「ほのアワビ冷蔵庫にはめといてよ」、「田圃の用水路にはまってもたわ!」、「惠子ちゃんもSTU48にはめたげてだ!」
補足:標準語でもはめるはあるが、固定的なものにのみ使う。阿波弁のはめるは、全ての入れるに使える。

はんぎりかむ
訳:歯をくいしばる。
使用例:「駅伝マラソン、はんぎりかんで完走した。」

ひこずる
訳:ちらかす
使用例:「また釣り道具ひこずっとんでー、さっさと片付けといてよ」

便あるけ? 便あるじぇ。
訳:同乗して行けますか? 乗せてもらって行ける車がありますよ。
使用例:「会場に行く便あるじぇ」

びんび
訳:魚、(幼児言葉で使うことが多い)
使用例:「びんびいらんでぇー」って昔、売いにきょったなぁ・・・
補足:他の四国でも使用されるよう。阿波弁のオリジナルかは不明

フィッシュカツ
訳:魚肉カツ
使用例:「おまはんはフィッシュカツはスダチ醤油とソースと、どっちかけて食べるんぜ?」

へらこい
訳:ずるい
使用例:「アベ友は悪いことしてもなぁ、起訴されへんのじぇ、へらこいなぁ!」

へんど
訳:乞食
使用例:「へんどの子みたいな汚いかっこうしとんでぇ」

ほぉいて、
訳:そして、・それで、(接続詞)
使用例:元アナウンサーの遠藤市長がんばっとるなぁ。ほぉいて、西新町の開発問題揉めとるけんど、どないするんだろなぁ。

ほったーる
訳:放置してある
使用例:「山ん中に建設残土いっぱいほったーるでぇ」「あれ神戸の業者じょ」

ほーでぇ
訳:そうなんですか。
使用例:「板東英二が知事選に出るんやとぉ」「ほーでぇ」

ほーでなしに
訳:そうじゃなくて。
使用例:「その指摘は当たらない」「ほーでなしに、ちゃんと質問に答えんかい!」

ほなけんど。ほなって。
訳:しかし。だって。
使用例:「高知行くんだったら、室戸回りより四ツ足峠方が近いわ。ほなけんど山道やなぁ。」
使用例:「大鳴門橋はタダんなるんけ? ほなって嘉門がほんなこといよらんかったけ・・・」

ほな。ほなほうゆうことで。
訳:それじゃぁね。

ほれみーだ
訳:それみたことか
使用例:「東京のうどん、ものごっついまずいのぉ、なんなアレ」「ほれみーだ、ほなけんゆうたでぇ。」

ほればあ
訳:それだけ
使用例:「お嫁さんのお菓子、ほればあしかもろてこんかったん?」

ほれどないなって
訳:それどうなって。なんちゅうこっちゃ。
使用例:「洲本の稲田の連中が淡路島は阿波藩から独立するとか言よるわ。」
    「ほれどないなって、徳島と洲本の戦争になるぞ。」

ほんなん
訳:そのような。
使用例:「ほんなん言うたらあかんでえ。」
使用例:「ほんなん言われてもなあ・・・。」


ま行

まあええわぁ
訳:今回は、まあ遠慮しておきます。
使用例:「鳴門の第九を歌う会に、はめてもらうけ〜?」「まあええわぁ」

まがる
訳:じゃま
使用例:「この道の狭い所に車留めて、まがるなぁこの車。どこの車だろかぁ・・・」

またこい
訳:「とろこい」の変形版:とろくさい。どんくさい。
使用例:「三木のおっさん、また酒飲んで運転して捕まってもたんやと」「またこいやっちゃのぉー」

まんでもらう
訳:弁償してもらう
使用例:「貸しとった猫車、無いよにしてもたんだったら、まんでもらうけんな。」

めいでまう
訳:壊してしまう。
使用例:「県庁舎めいでまうんか〜?」「めげへんぞー」。

めげる
訳:壊れる。
使用例:「ほの単車めげとるけん、乗られんじぇー。」

もんてくる
訳:帰ってくる
使用例:「おまはんくの子、フィリピンからもんてきとんけ?」「うん、もんとんよ。」


や・ら・わ行

や〜
訳:あげる。さしあげる
使用例:「裏山で穫れたスダチ、やーわ。」

〜やい
訳:比べっこ
使用例:「大きいやいしょーか?」

やいとすえる
訳:お灸をすえる
使用例:「わりことばっかししょったら、やいとすえるじぇ!」

やいよる。しょる。(やいよらん。しょらん。)
訳:営業している。(営業していない。)
使用例:「ケーズデンキはしょんがつもやいよんけ?」
使用例:「アピカはしょんがつもしょんだろか?」

やくおーっさん
訳:四国第23番札所「薬王寺」

やけはた
訳:火傷(ヤケド)
使用例:「伊座利のキャンプ場でキャンプファイヤーしょってな、やけはたしてもたんよ。」

やりこい
訳:やわらかい
使用例:「このレンコン、やりこーいわ。」
補足:他の四国や関西方面でも使用するようだが、徳島ほど日常的に利用しないのではないか?

やんだ
訳:あまり
使用例:「剣山スキー場は、やんだ人が来んけん、今はもうやいよらんのぜぇ。」
使用例:「徳島ラーメン、やんだ美味しいないでぇ、金ちゃんラーメンの方がええわぁ。」

わいんく
訳:僕の家。
使用例:「ええもんあるけん、わいんくに来てみぃーちゃ。」「なんなええもんって?」

わからんこいきに
訳:分からないままに行う。
使用例:「ヒコーキの座席に付いとうボタンをわからんこいきにいじんりょったらスッチーが来てまうぞ」

若いし
訳:若者
使用例:「キョーエイに若いしの単車がいっぱい止まっとったわ」「チャーリーにも止まっとったぜぇ」

わがでに
訳:自分で。自分なりに。
使用例:「わがでに車 改造しとーけん、車検 通ーらんぞぉあれ」

わっせる
訳:忘れる
使用例:「かずら橋行く道はどっちぞい、わっせてもたわ。」

わりこと
訳:悪いことをする
使用例:「わりことばっかししょったら地獄に落ちるぞ」
補足:高知や和歌山でも使うようです。

わるそ
訳:悪いことをする人(子)
使用例:「坪尻駅のスタンプ、盗っていかれとったんが青森でみつかったんじぇ!」
    「ほんな わるそするんがおるんやのう(-_-メ)」


その他

アルデナイデ
訳:あるじゃないですか
補足:阿波弁の「あるでないでぇ」からきた、NHK朝連ドラマ「ウェルかめ」のなかの徳島市内でチャーリー浜が経営していたレストランの名前

あさぎもん
訳:阿波藩洲本城下の稲田侍(家臣の家臣)
補足:http://kaizaemon.com/inada/inada.html


*淡路は稲田騒動までは徳島に所属のため、今でも阿波弁が有効。特に洲本周辺の南部では。
*関西地方で一般的に使用する言葉は除いたつもりですが、まだあるかも知れません。
 阿波弁固有でないと判明したため除いた言葉。(西日本で一般的に使われる古い大和言葉の名残等)
「いらう」、「ようせんのか」、「お住っさん」、「米、踏んでくる」、「しょんがつ(正月)」、「めげる」


戻る